写真撮影教室


旅に記念写真はつききものです。
せっかくの写真、よい写真にしたいと誰もが思う事でしょう。


初級編


ピントに注意
ピントがしっかり目標物に合うよう注意しましょう。
また、背景が明るいと、露出はそちらに合わされてしまいます。顔が暗くなり、思う通りの写真になりません。


人物撮影の注意点
逆光や、上からの強烈な太陽光では人物撮影はストロボを使いましょう


強烈な太陽光で顔に影ができています。こういう時はストロボを使いましょう。
この写真は使ってますが、それでも太陽光が強く完全には消せてません。

人物は背景に注意

顔の後ろに、窓と壁の境があります。また、首の下あたりで、壁の色が白と黒で変わっています。

顔や首の後ろは、強烈な色の変化がないよう気をつけましょう。水平線・地平線にも要注意です。
人物を撮影する時は、背景にも気を配りましょう。

顔の後ろのロープが気になるところです。


構図をしっかり
水平線・地平線は水平に

あなたの写真は、水平線・地平線はしっかり水平になっていますか?。
意識して気をつけないと、ゆがんだ写真になってしまってますよ。

主題は絞る

何を撮ったか明確にしましょう。
空の青さがメインなのか、広々とした田圃がメインなのか。そこをはっきりしないと、テーマが曖昧でインパクトの弱い写真になります。

構図に細かい配慮を

田圃を撮るのなら、いっそ空は大胆にカットした方が良いでしょう。
右側に電柱の影が伸びてきています。そして、田圃の間に川があります。
そういったものが、構図の中にあった方がよいのか、ないほうが良いか考えて撮影すると、また撮影の面白さがぐっと広がると思います。



不要なものはカット
右端の鉄柱は不要です。また、白い自動車もあった方が良いでしょうか?。
そして、議事堂の前には茂った木があります。
これでは、一体何を撮影したのかわからなくなります。


手ぶれに注意
暗いところでは手ぶれに注意しましょう。

しっかり肘を体に付けて、注意して撮影しましょう。また、いくら注意しても、あまりに暗いと難しいです。


安全には細心の配慮を

身の安全をしっかり考えて撮影しましょう。

これは断崖で、絶壁です。
また、激しい強風でした。転落したらどういう事になるか覚悟をしての撮影です。
安全を確保してからの撮影にしましょう。
また、無理な撮影は止めましょう。


太陽の位置は常に意識を
晴天時は、太陽の位置を常に意識して撮影しましょう。
順光、逆光で、写真の雰囲気は大きく変わってきます。




中級編


見た目と写真は違うことを考慮する
人の頭が写ってますが、すごく気になりますね。案外、見ている時は、仕方ないしさほど気にならなかったりします。
見た目では気にならなくても、写真だと凄く気になることを考慮して撮りましょう。


機材の性能を考慮する
この写真ではストロボを使ってますが、光が届いていません。自分の使用する機材の能力・特性を理解して撮影するのもコツです。


風景全体を見渡す
よく見ると、ゴミが落ちています。そういうものが写真にどういう影響を及ぼすか考えて撮影しましょう。

私は、ゴミを拾う行為はしますが、意図的に風景をいじるのはあまり好きでありません。まして、邪魔になるからと枝を折ったりはご法度です。


切り取るタイミング
撮影とは、その瞬間を切り取る行為です。
どのタイミングでシャッターを押すか、考えて撮影することが大切です。


どんな写真になるか予測して撮影する
これは、走る列車の車窓で、夕景を撮ったものです。
高速で走行中だと、当然近くの風景は流れます。写真は、実際の風景とはまた違ったものになります。
どんな写真となるか、予測しながら撮影することが大切です。


夕暮れ時はチャンス
朝夕は、色彩鮮やかな情景を目にできます。


構図こそ大切
写真では、構図がとても大切です。
風景をどう切り取るか?、それがテーマです。



上級編


画像を作る
写真は実際とは全く違うものになる事もあります。画像を描くつもりで撮影するのも面白いです。

駅に入ってくる列車にストロボを使うわけには行きません。運転士に迷惑を掛けます。
ならば、景色が流れた写真でどう写るか試してみる手もあります。

案外、夜景はストロボ使わない方がよい写真が撮れます。

絵画を描くように、画像を作るのも楽しいです。


先を予想して撮る
この先どこでどんなシーンが現れるか、予想して待っていないと瞬間は撮れません。
先を読むことも、大切です。


伝えるという姿勢
その場にいない人に、自分の想いや感動を伝える。
そういった姿勢で撮る心構えが大切です。


発想を転換する
建物をちょっと下がった位置から広く撮影したいと思いましたが、ずっと待っていても観光客が途切れる事がなく、人物がどうしても入ってしまう状況でした。
そこで、逆に人も風景に入れてしまい撮影する事に発想を転換しました。


節度は守る
良い写真を撮るには、多少図々しいこともしなけれならないのは現実ではあります。
しかし、節度を守る姿勢は必要と思います。

前に、ある女子高生がよい瞬間の撮影をしていたら、プロのカメラマンの集団に突き飛ばされたという話を聞いたことがあります。確かに、生活が掛かっているから、よい瞬間が撮れるなら殺到したくなるでしょう。
しかし、生活が掛かっていれば何をしてもよいか?、になります。

これは、写真雑誌などを買う側も考える必要があるかと思います。


限界を知る
大音響と共にのパレード。
しかし、写真は音や臨場感は伝えられません。残念ながら、表現力には限界があります。
何が伝えられなくて、何は表現できるか。
その限界を知る事も大切です。


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坂道を撮る

この2枚は、同じ場所から撮影したものです。
左側は望遠にしています。
そして、カメラの角度も変えています。
左の方が、坂も急に見えるし、雰囲気も違ってきますね。



この2枚は、カメラの角度だけが違います。
左側は、地面に対して水平に構えました。
右側は、坂に沿って下を向けて撮影したものです。
左の方が、急な坂に見えますね。



この2枚は、カメラの角度だけが違います。
左側は、坂に沿って上を向けて撮影したものです。
右側は、地面に対して水平に構えました。

右の方が、急な坂に見えます。


商品を撮る

至近距離でストロボ撮影すると、光が強すぎて反射してしまいます。
プロの写真家だと、いろいろな機材を使った技法もありますが、一般の方はそこまではできないと思います。
この撮影では、ストロボを薄い紙で覆っています。
こうして、ストロボ光を調整して撮影する手もあります。

ストロボ光の調整は、人物撮影でも応用できます。

ストロボの効用


ストロボなし

ストロボあり


ストロボは、写真撮影において光が必要だから使います。
暗いから即必要とは思いません。

薄暗い時、本当に必要かどうか考えて撮影すると、写真の深みを味わえます。

写真の雰囲気は、がらっと変わります。とても面白いですね。


花などの接写

接写の場合、まず近づける限界があります。
それより近づくと、ピントは合いません。 最近のデジタルカメラには、接写モードがあり、それにすると限界距離がかなり縮まります。

二眼レフの場合、近づくと、ファインダーで覗く画像と、実際に写る画像にズレが生じます。
そこは、注意しましょう。
また、距離が短いと、手ぶれの心配も出てきます。

手ぶれしないよう注意して撮影しましょう。
三脚を用いる手もあります。三脚を用い、タイマーで撮影する手法も有効です。

これは、ピントが花に合っていません。
自動焦点カメラの場合、ピントがどのように合わせられるか、カメラの特性を理解する必要があります。

また露出も注意。
マニュアル露出にしたりして、適切な露出にしましょう。自動だと、画像全体を見て決められるので、花が露出オーバーになったりします。
ピントを合わすカメラの特性を知れば、対象物が端にあっても大丈夫です。

カメラは良い物を使った方がよいか?。

高価なカメラを使えばよい写真が撮れるかと言えば、そうではありませんね。
しかし、もちろん高価なカメラにはいろいろ機能があります。

私は、カメラは最初は安い物でよいと思います。そうして、それで写して満足できればよれでよいです。
但し、よりよい写真にしたいと思った時、どうしてもカメラの性能ゆえの限界を感じることがあります。

そうして、その限界を解決したいと思った時、さらによいカメラを買えばよいかと思います。
具体的に、どんな機材を買えばよいかも、おのずと理解できて行くと思います。

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